1日分のお砂糖

おもにカントリー・ガールズへの思いのたけを書くブログになろうかと思います

こぶしファクトリー甲府公演

さくっと昼公演だけ観てきました!さくっと、とか言ってもほぼ1日がかりですが。
秋晴れだねいい日和だねと思ったのもつかの間、夏みたいで。箱の外で待っている間じりじりと焼かれ、中に入ったら「半歩前に詰めてください」の呼びかけが複数回。ちょっとその場にしゃがむこともできないみっしり人いきれ。スタート1曲目から顔びしょびしょ、汗が鎖骨に落ちてきて只事ではない予感。メンバーたちも初っ端から髪が額に貼り付いてました。

こぶしのライブは初めてだったんですが、客席にすごい熱視線を投げてくる感じ、一緒に盛り上がるんだよ!という意思を熱く感じます。バッチ来い→猪突猛進で攻め攻め、3曲目の赤いフリージアは振り付けも合わせて美しく聞かせる緩急申し分ないスタートでした。

やっぱり野村みな美ちゃんが好き。魅せるっていう点においての完成度の高さが頭抜けてて、1つ1つの振り付けのキレもさることながら表情の強さに釘付け。
あやぱんの歌声は良いですね。こぶしの歌唱に楔を打ち込んでいるかのような安定感。余裕があって大人っぽい。そして時折その間を癒しで縫うようなれなこちゃんの愛らしい歌声がとても印象的。いずれもこぶしの必須要素という感じ。

先日のももち&やまっき三十六房で、南波氏が「カントリーは全員面白いけどこぶしは面白くない」なんてこと言ってましたが、らっこ&はまちゃんのMC、憧れの芸能人話で、石原さとみさんが好きなんです!と語った桜子ちゃんに続いて「沢口靖子さんが好き。科捜研の女が好きで〜 なんで笑うんですか!」っていうはまちゃんめっちゃ面白かったですけど 笑

アルバム曲の『懸命ブルース』が…ほんとにゴリゴリのブルース風味で、ダンサブルなR&Bくらいならともかくこんなの10代の子に歌わせるのかと一瞬思いましたが、わたしも10代の頃にブルースにはまってそのケレン味に格好良さを感じていたことを思い返せば、まあアリなのか、受ける向きもいよう。最後のパートの桜子ちゃんが良かったですねー。なんだろうな、それっぽく歌おうっていう風ではなく、ナチュラルな発声がまんまイナタい感じでばっちりはまってた気がします。

こぶしのシングル曲はもれなくとっても大好きなので、終盤の畳み掛けるようなシングル曲連発、最高でした。ほんと楽しい曲ばっか。アンコールの華やかな桜ナイトフィーバーで締める構成は大満足です。

終了後、若干酸欠気味というか、外の空気吸わせてってなヘロヘロ具合でしたが、握手でみな美ちゃんがバイバイしてくれました。みなみな!!ナチュラルボーンなアイドルとして完璧なみなみな!欠点が思い当たりません。

同じハロプロのほぼ同発のアイドルグループながら、カントリーとはまったく違う魅力を持ったこぶしファクトリー。「並べてどっちがどうとかそういうんじゃない、両方いいの。」とは同行した同僚の弁。同感です。